ニューヨーク恋物語(1988)フジテレビ
全編ニューヨークロケの、今思えばかなりバブリーなドラマだったなーと思う。当時私は16歳、高校生。お茶の間で、家族とは見たくないドラマだった。お座敷のTVでこっそり一人で見ていたっけ。
ストーリーは、ニューヨークに暮らす様々な職種&ステイタスの日本人の間で繰り広げられる、恋愛&人生模様。当時は、そのストーリーに疑問も関心も全く持ってなかった。こちらに暮らすようになって、日本人の友人たちと「ニューヨーク恋物語」全編ノンストップ上映会なるものをやった。すると、このドラマの登場人物たちのシチュエーションや、ロケーションやら、かなりリアルに設定されていることを改めて知る。へー。
忘れられない台詞は、キャリアウーマンを目指す桜田順子扮する里美が、ブルックリンの安いアパートの部屋から対岸するマンハッタンを見て「成功してあっち側に行ってやる」とかなんとか言うシーン。
あれから20年以上経った今、こっち側(ブルックリン)もマンハッタン並みに家賃は高くなった。だけど、未だにキャリア思考の強い人たちはマンハッタンに住むことにこだわっているのも確か。今見ると、改めて面白いドラマ。
井上陽水の「リバーサイドホテル」が主題歌。ストーリーと同じくねっとりしつこくて、なんだか頭にこびりつく曲だったな…。
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